キルコートと某断熱塗料の比較

キルコートと他の断熱塗料の性能の違いを比較で検証

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キルコートと他の断熱塗料の性能の違いって?

塗料の遮熱(太陽光高反射)性能については、現在JIS化が進んでいます。塗料工業会が中心となって進めており、現在は実証段階も暴露試験の結果を残すのみという段階です。

数ヵ月後にはキルコートにもこの性能におけるJISの認定が下りる予定です。

これに先立って、環境省の環境技術実証事業が実地されており、キルコートはこちらにも参加し実証を受けています。「ETV」というマークのカタログ掲載などの許可も頂いています。

これに対し、某断熱塗料はこれらには一切参加しておらず、実証や認定の予定はありません。

実験デモ機での効果の違い

同じ大きさ・厚さ2枚の鉄板に、それぞれキルコートと某断熱塗料を規定通り塗装したものを用意し、実験デモ機にセットして効果の比較実験を行いました。

デモ機の様子

機械にセットし、光を照射した裏目のの温度を測ります。ご覧のように、左のキルコートが59.1度、右の某断熱塗料が61.5度まで上昇し、2.4度の差でキルコートに有利な結果が表れました。
某断熱塗料の遮熱・断熱性能はなかなかの水準のものがありますが、それでもキルコートにはやや及んでいない様子が伺えます。

塗膜性質上の違い

①伸縮性

伸縮性能はキルコートの売りの一つです。実際の引っ張り実験での数値でも200%以上の値が観察されています。
この豊かな伸縮性が下地の変化に追従し、塗膜の割れなどを防いでいます。

一方、某断熱塗料の伸び率はカタログ上で113%ということです。実際の塗膜には、ほとんど伸びはないと言った感じで、下地の大きな変化に追従することは難しいと考えられます。

②耐候性(たいこうせい)

耐候性能もキルコートの大きな売りの一つです。どちらも促進耐候性試験を実地していますが、キルコートはSWOM式(サンシャインカーボンアーク灯式)、某断熱塗料はXWOM式(キセノンランプ式)と、方法が少し違っています。

キルコートの促進耐候性試験の実地時間は4,000時間、某断熱塗料は2000時間と言うものです。

この試験の結果は、キルコートの実地後の塗膜の状態は、驚異的に劣化が進んでいないというものでした。
これだけの耐候性能が認められる塗料は、塗料製品の中でも最も耐候性能に富んでいるとされるフッ素樹脂系の塗料以外には考えられません。
某断熱塗料の方は、耐候性試験実地後の状態を示す資料は公開されておらず、劣化の程度は伏せられています。

自社周辺製品ラインナップの違い

①プライマー、シーラー

某断熱塗料の製品ラインナップは、唯一主剤のみです。
某断熱塗料は、塗装下地の種類によらず何らかのプライマーを必ず使う必用がありますが、それらについてはユーザー責任で、適当と思われるものを他社製品から選択して使用することになっています。

キルコートの場合、多くの下地に対して密着が非常に良いため、プライマーの使用の必要性が基本的にはありません
また、キルコートBというシーラー剤のラインナップがあり、この材料でほとんどの下地をカバー出来ます。

②トップコート

キルコートには二種類のトップコートのラインナップがあります。
ひとつはクリアーのもので、こちらは主として汚れを防止する目的で使用されます。
もうひとつは濃彩色のトップコートで、濃い色の調色ができないキルコート主剤に対し、濃い色で着色して仕上げるためのトップコートです。

某断熱塗料にはトップコートの類も一切なく、他者のものも基本的には使う事が禁止されており、汚れ防止対策を行う事も濃彩色で仕上げる事も出来ません

色の違い

某断熱塗料のカタログには、全52色と言うカラーバリエーションが掲載されています。

実は、これらの色についての出荷体制がいつも出来ているということではなく、調色によって作成可能な色がここにあるもので全てと言うことです。
全ての色が注文を受けてからの調色となるので、常にある程度の納期が必要です。

カタログを見ると、キルコートのカラーバリエーションは某断熱塗料に比べ少ないように感じますが、これらは基本的に常備色です。
注文をお受けすれば、即出荷可能なことを基本としています。掲載されていない色についても多少お時間をいただければ調色しています。
実際には、調色可能な色の種類は多く、カタログには載せきれないほどの種類があります。

メーカー側の現場対応に対する考え方の違い

私どもは、キルコートと言う製品そのもの(ハード)ばかりでなく、お客様や施工する現場へのより細やかな対応といったソフトの部分が重要と考えております。
お客様への協力姿勢に対し、お褒めの言葉を頂くこともしばしばです。

某断熱塗料のメーカーは、基本的には現場には一切出向かないという考え方の様子で、問題が発生した場合などにもこの姿勢は貫かれているようです。
このため、この点において、あまり歓迎されていない声を聞く事もしばしばです。


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