キルコート断熱塗料を使用しての藤沢での屋根断熱塗装の作業をお届け!
しっかりと高圧洗浄をし、鉄部のさび止めを完了させたら、いよいよキルコートの工程に入ります。
まずは、キルコート断熱塗料専用のシーラーを塗っていきます。
塗料には、メーカーにより規定で決められている専用のものがあったりしますので、質の良い工事をするには、塗料選びも大切です。
最初は、ローラーでは塗ることができない縁や隙間などを刷毛で塗っていく、ダメ込みという作業です。
このダメ込みが終わると、専用シーラーのローラーでの塗布作業です。
シーラーが接着剤の役割を果たしてくれるので、上から塗るキルコート断熱塗料の密着度が増します。
いわゆる下塗りという工程になります。
この下塗りが終わると、中塗り作業になります。
下塗りと同じく、刷毛で隙間や細かい部分を塗っていきます。
キルコートの性能を存分に発揮するため、中塗りの工程を2回繰り返します。
キルコートは、熱を遮断する断熱の性能と、太陽光を反射し熱が溜まるのを防ぐ遮熱の性能をもっています。
夏も冬も大活躍の断熱の性能に合わせて、遮熱の性能が合わさることで、夏の室温…特に2階のお部屋の室温などは、格段に違うという感想もだいぶ頂いています。
次はいよいよ上塗り作業です。
同じように、ダメ込み作業をして、ローラーで塗っていきます。
中塗りと上塗りで色を変えることにより、塗り残しなく隅々まで塗ることもはっきりと確認できます。
上塗りも中塗り同様に2回工程を繰り返すのですが、その前に縁切り作業を行います。
縁切りは、屋根のスレート同士の隙間が、塗膜で塞がってしまわないように行う作業です。
このスレートの隙間が塞がってしまうと、通気の問題で内部が傷みやすくなることもありますし、ちょっとした隙間か入りこんだ雨水などが溜まって、雨漏りの原因になってしまったりしてしまいます。
縁切りは毎回行うものではなく、塗装の状況や、塗料の種類など、状態に合わせて行うことが大切です。
キルコートの場合は、濃厚で厚い層の塗膜を形成するため、縁切りが必要になったりします。
最終的な上塗りをする前に縁切りを行い、この隙間が塗膜で塞がるのを防ぐ、タスペーサーというものを差し込んで上塗りを行いました。
タスペーサーを最初から差し込んでおけば…と思う方もいるかもしれませんが、タスペーサーを差し込んだスレートを、誤って上から踏んでしまった場合、スレートが割れてしまったりする恐れがあるので、必要最低限にしておくことが大切です。
こうしてまた同じ上塗りの塗装工程を繰り返し、キルコート断熱塗料を使用した屋根断熱塗装の完成です。
断熱と遮熱の効果で室温は快適、そして、5層の厚い塗膜で、耐久性も非常に高いキルコート断熱塗料での、屋根断熱塗装の現場からでした。
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